がん治療
手術
当院ではがん(悪性腫瘍)に対する手術治療を行っており、各診療科にて数多くの実績があります。
日本人に多い胃がん、大腸がんについて、こちらのページもご覧ください。
化学療法
外来での化学療法が可能です
従来は入院でしか行われていなかった抗がん剤治療ですが、吐き気などの副作用対策が進歩したことによって外来での化学療法が可能となりました。当院でも、初回の化学療法後の体調等をみて、通院可能な化学療法は外来化学療法に移行しています。
当院の外来治療室では、がん薬物療法やリウマチや潰瘍性大腸炎などに対する化学療法が、より安全で確実に行えるよう投与管理はもちろん、安心して通院治療を受けていただけるように支援を行っています。
外来治療室には、リクライニングチェア5床、治療用ベッド7床の計12床があります。
スタッフ紹介
外来治療室には、以下のスタッフが日々従事しています。
・看護師:2~3名/日(がん化学療法看護認定看護師ほか専従看護師6名:7西病棟と一元化)
・がん専門薬剤師:1名
・外来がん治療専門薬剤師:1名
外来化学療法のメリットとデメリット
外来化学療法を行うことによるメリットとデメリットを示します。
メリット
- ・自分の好みの食事など通常の日常生活ができる。
・仕事などの社会生活が続けられる。
・時間の制限がなく趣味、娯楽などを楽しめる。
デメリット
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- ・自宅で副作用対応を自力でしなければならない。
・外来での待ち時間は避けられない。など
- ・自宅で副作用対応を自力でしなければならない。
- 化学療法の体制について
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頭皮冷却装置
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抗がん剤に伴う脱毛の予防
放射線治療
「切らず」に治すがん治療
強力な放射線を発生させる装置を用いてがんの治療を行います。病巣に限定して放射線を照射することで、正常部位を守りながらがん病巣の縮小、消失を狙います。低侵襲な治療法で、通院での治療も可能です。
緩和ケア
「その人らしく生きる」を支える緩和ケア
緩和ケアはがんと診断されたときから人生の最期を迎えるその時まで、患者さんとご家族の意思を尊重し、その人らしい生を支えることを目標としています。
緩和ケアチームのメンバーや外来化学療法室のスタッフなど、患者さんに関わる様々な医療スタッフと連携をとり、痛みやその他の症状で苦痛を感じている患者さんとご家族の方が「その人らしく生きる」事を、チームで支援し苦痛の緩和に努め、ケアを提供しています。