手術支援ロボット
鳥取赤十字病院でのダヴィンチ手術実績は400症例以上(2024年3月末現在)
2024年6月より胃がんに対してのダヴィンチ手術を再スタートします
ダヴィンチのメリットとは
腹部に5~8mmの穴を数か所開けて手術するため、出血量は通常の開腹手術と比べて約1/8程度で済むなど、患者さんの負担が少ない手術方法です。
術後の傷口が小さく、術中出血量が少なく体への負担が軽減され、低侵襲です。傷口が目立たないことや、回復が早く退院までの期間が短縮される可能性があります。
ダヴィンチ手術導入経過
当院は鳥取県東部で一早く、平成26年(2014年)8月より、低侵襲手術支援ロボット(ダヴィンチ)手術をスタートさせ、2024年3月の時点で402例行いました。
平成30年(2018年)に、第一泌尿器科 小野孝司部長が日本泌尿器内視鏡学会 “泌尿器ロボット支援手術プロクター”
に認定されました。
平成31年(2019年)には、ダヴィンチSを最新機器「ダヴィンチX」に更新し、前立腺がんの他、膀胱がん、直腸がんに対する手術も、保険診療で行っております。
前立腺がん:2014年8月~
膀胱がん:2020年5月~
直腸がん:2019年1月~
胃がん:2019年4月~2020年3月、2024年6月~
手術実績
年度別ダヴィンチ手術件数
ダヴィンチ手術疾患別件数
対象となる症状
泌尿器科 |
前立腺悪性腫瘍手術、膀胱悪性腫瘍手術、膀胱全摘手術 詳しくはこちら |
外科 |
直腸切除・切断術 詳しくはこちら |
泌尿器ロボット支援手術プロクターについて
日本泌尿器科学会と日本泌尿器内視鏡学会は、ロボット支援手術の円滑な導入と安全な普及を目的として「泌尿器ロボット支援手術プロクター」と呼ぶ指導医の認定制度を制定しています。
プロクターとは、ロボット支援手術による十分な経験と実績を持ち、安全に指導できると認定された指導医です。
当院には、泌尿器ロボット支援手術プロクター(手術指導医)が在籍しております。