日本赤十字社 鳥取赤十字病院

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抗がん薬治療の患者さんをサポートする「がん専門薬剤師」の紹介

抗がん薬治療を受けている方、これから治療開始される方、以下のようなお悩みはありませんか?

  • ●抗がん薬の飲み方が分からない・・・。
  • ●抗がん薬を飲み忘れた時はどうしたらいいの?
  • ●食べたらいけない食べ物はあるの?
  • ●抗がん薬の副作用の予防ってできないの?
  • ●痛み止めはいつ使えばいいの?

当院には、抗がん薬治療の患者さんをサポートする「がん専門薬剤師」がいます。
日本医療薬学会認定のがん専門薬剤師は20201月時点で全国667名、鳥取県では4名が認定されています。そして、鳥取県東中部では1名で当院の薬剤師 廣岡 賢輔が取得しています。抗がん薬についてのご相談は、当院本館1階がん相談支援センターを通じてご連絡ください。 

がん専門薬剤師の認定のためには研修への参加、研究等の学会報告が必要であり、審査は50症例の症例審査と筆記試験があります。特に症例審査が厳しく、薬学的な知見を正しく用いて副作用マネジメントや多職種との連携ができているかなどを審査されます。

廣岡薬剤師は2018年に取得し、現在は外来治療室と消化器外科病棟を中心に服薬指導や副作用の確認等を行っています。
『目標は、最適ながん化学療法・支持療法を提供し、地域の薬剤師と連携して患者さんの不安や苦痛をなくして、患者さんを笑顔にできる社会を作ること』
地域の保険薬局薬剤師にがん治療にもっと関わってもらえるように、研修を行うことや連携を充実させ、治療中の患者様をサポートできる環境を作っていきたいと廣岡薬剤師は語っています。

 

抗がん薬治療についてお悩みがあれば、まずはがん相談支援センターまでご連絡ください。

がん専門薬剤師については、薬剤部ページ『スタッフインタビュー 07 がん専門薬剤師に聞く』もご覧ください。