関節リウマチと新型コロナについてvol.2(2020年8月)
リウマチ患者さんのコロナ感染
- ・リウマチ患者さんがコロナに感染しやすい、重症化しやすいという情報は 2020.8月時点でありません。
- ・高血圧、肺の病気、心臓の病気、腎臓の病気、糖尿病、肥満などが感染のリスクになるという情報があります。合併症をお持ちの方は、その治療をしっかりと受けましょう。
リウマチの治療について
- ・コロナに関わっていない方
現状の治療を継続しましょう。 - ・コロナ患者に濃厚接触した方
タクロリムス、生物学的製剤、JAK阻害剤は接触後2週間、無症状であることが確認できるまで休薬しましょう。 - ・コロナに感染した方
アザルフィジン、メトトレキサート、タクロリムス、生物学的製剤、JAK阻害剤は、症状が消失してから2週間経過するまで休薬しましょう。 - ・ 副腎皮質ホルモン剤はコロナ感染の有無に拘わらず継続しましょう。
- ・ どう対応すれば良いのか分からない、ご自分の薬がどれに該当するか分からない等、疑問があれば下記へ御連絡ください。
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- リウマチ治療に関する相談先:0857-24-8111
- 対応先 平日 8時半〜17時:整形外来
- 土日・祝日・平日17時以降:救急外来看護師
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コロナを予防するために
一般的な予防策を心がけましょう
- ・「3つの密(密閉・密集・密接)」の回避(ソーシャルディスタンス)
・こまめな手洗い
・ マスクを含めた咳エチケット -
電話再診も受け付けています
不要不急の受診を減らすため、病状が安定した方であれば電話再診も受け付けていますので、ご利用ください。
「病状が安定した方」とは?
- リウマチの症状(関節痛や朝のこわばり)がない、あるいは軽い。
- ここ3か月間、リウマチの薬が変更されていない。
※ご自分が該当するか不明な場合、電話でお尋ねください。
【電話再診の実際】
1. 連絡先:0857-24-8111(代表)電話再診希望とお伝えください。
2. 受け付け時間:原則として診察予約日の10時まで。
3. 対応:電話で病状を確認し、問題なしと判断できれば処方せんを発行、病院からかかりつけの薬局にFAXします。その後、かかりつけの薬局で薬をお受け取りください。
4. 備考
a. 少なくとも6か月に1回は受診いただきます。
b. 再診料等のコストがかかります。
c. 当院の電話再診による対応は、コロナ感染に対する臨時的な対応であるため、状況の変化によっては見直される場合があります。