関節リウマチと新型コロナについてvol.1(2020年4月)
リウマチ患者さんのコロナ感染
リウマチ患者さんがコロナに感染しやすい、重症化しやすいという情報は 現時点ではありません。
リウマチの治療について
- ・リウマチの治療では、「免疫抑制剤」に該当する薬が使われています。
- ・コロナ感染を恐れ、免疫抑制剤を自己判断で中止するとリウマチの病状が悪化します。そして悪化したリウマチがコロナ感染のリスクとなり得ます。
- ・処方された薬はしっかりと継続しましょう。
コロナを予防するために
一般的な予防策を心がけましょう
- ・「3つの密(密閉・密集・密接)」の回避
- ・こまめな手洗い、マスクを含めた咳エチケット
リウマチの方に特有かつ有効な予防法は、とくにありません。まぎらわしい情報に惑わされないようにしましょう。
コロナかな?と思ったら
コロナ感染の可能性を考えるべき症状
- ・37.5度以上の発熱
- ・強いだるさ(倦怠感)や息苦しさ(呼吸困難)
相談するべきタイミング
上記症状が2日以上続いた場合
相談先
発熱・帰国者・接触者相談センター
東部地区発熱・帰国者・接触者相談センター(鳥取市保健所内)
(管轄:鳥取市、岩美町、若桜町、智頭町、八頭町)
電話:0857-22-5625 (時間外 0857-22-8111)
ファクシミリ:0857-22-5669
※ お住まいにより相談先が異なる場合があります。
※ 詳しくは鳥取県提供の「新型コロナウイルス感染症特設サイト」等をご覧ください。
コロナに感染した場合
コロナ治療中は中止が望ましい薬剤
- ・メトトレキサート(リウマトレックス、メトレートなど)
- ・生物学的製剤(レミケード、エンブレル、ヒュミラ、アクテムラ、オレンシア、シンポニー、シムジア、ケブザラ)
- ・JAK阻害剤(ゼルヤンツ、オルミエント、スマイラフ、リンヴォック)
コロナ治療中も継続が望ましい薬剤
副腎皮質ステロイド剤(プレドニンなど)
リウマチ治療に関する相談先
0857-24-8111
対応先
平日 8時半〜17時:整形外来
土日・祝日・平日17時以降:救急外来看護師