日本赤十字社 鳥取赤十字病院

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新人看護師

新人研修の様子

認定看護師

感染管理認定看護師 感染管理室  西村 節子

感染管理認定看護師は、施設を利用される患者・家族・訪問者はもちろん、現場で働く全ての人を感染源から守ることがその役割とされています。私は、感染管理室が院内に新設された2017年に専従者として配置され、組織横断的に活動しています。感染対策活動を行うなかで、「手指衛生」、「環境清掃」の重要性を日々感じています。
日々の活動としては、医師、臨床検査技師、薬剤師を中心とした感染対策チーム(以下ICTと称する)に属し、感染対策の実施状況の確認など、院内巡回を週に1回程度行っています。また、抗菌薬適正使用支援チーム(以下ASTと称する)にも属し、医師、臨床検査技師、薬剤師とともに、ASTカンファレンス(話し合い)を毎日行い、院内での抗菌薬の適正使用を推進しています。院外活動としては、地域のネットワークに参加し、地域の医療機関との連携を行い、また各種感染対策に関連した団体に属し研修会の企画・運営などにも参加しています。


感染管理認定看護師  鈴木 千春

当院の感染管理認定看護師は2名おり(感染専従1名、病棟兼任1名)、感染管理認定看護師、感染対策チームが協力し、現状に合わせた感染防止対策の実践や感染管理に必要な啓発教育、問題解決に向けての提案や調整、医療関連感染サーベイランスなどを実施しています。私は、看護師兼助産師として、産婦人科・小児科混合病棟にて勤務をしながら、兼任で感染管理認定看護師としての活動をしています。すべての人々が、安全に、安心して療養できる環境の確保を目指して、現場での感染管理活動の実践に努めていきたいです。また、助産師としての専門性を活かしながら、産婦人科・小児科分野の感染対策についても積極的に取り組んでいきたいと考えています。


糖尿病看護認定看護師  田淵 裕子

糖尿病看護認定看護師として糖尿病患者が、糖尿病を持ちながら自分らしく療養生活できるように支援しています。血糖コントロールに係る薬剤投与関連(インスリンの投与量の調整)の特定行為研修を修了し、患者の病態、治療を医療推論の知識、医療面接の技術を活用してアセスメントを行い、患者の意向や生活に沿ったインスリン調整、支援をタイムリーに行っています。患者に医学的知識を理解した上で、わかり易く説明することにより、患者が納得して実践するようになりました。また、高齢糖尿病患者の血糖値、生活状況をアセスメントし、患者の意向を取り入れたインスリン調整ができるようになったと感じています。
病棟からの相談依頼に応じたり、糖尿病看護の研修を行ったりして、糖尿病看護の質の向上に努めています。今後、糖尿病チームの調整役となり、院内だけでなく地域においてもチーム医療の活性化をはかっていきたいと考えています。


認知症看護認定看護師  澤 真由美

高齢者の方の入院は、精神的に大きなストレスとなり、不安や混乱の原因になることがあります。認知症を患う方もまた同じように入院による慣れない環境の中で認知症症状が悪化してしまうことがあります。そのため、混乱や認知症症状の悪化を防止するために、家族を交えて、さまざまな職種との連携が必要になります。現在は、認知症ケアチームとして週1回ベッドサイドを訪問し、患者さんの行動の理由を考え、馴染みの物やカレンダー、時計を使用した環境作り、ADL低下予防のためにリハビリとの連携、生活リズムを整えるためにカーテンを開け、日中明るい環境で過ごすなど症状に合わせたケアを実践しています。それ以外でも、患者さんの症状に合わせてスタッフと対応方法を検討しています。患者さんの言葉や行動の裏側にある思いをアセスメントし、その思いに添った関わりができるよう、日々活動しています。


皮膚・排泄ケア認定看護師  濵本 良恵

皮膚・排泄ケア認定看護師とは「創傷」「ストーマ(人工肛門・人工膀胱)」「失禁」の3分野にわたり、専門的にケアを行う看護師のことをいいます。健康を害した皮膚ならびに皮膚障害のリスクの高い脆弱な皮膚に対するスキンケアを中心に、褥瘡や瘻孔・下腿潰瘍・化学療法や放射線療法に伴う皮膚障害などの創傷管理や、ストーマ(人工肛門・人工膀胱)・失禁などの排泄管理、患者さん・ご家族のセルフケア支援などを行っています。スキンケアや排泄ケアは看護の基本となるもので、患者さんの生活の質に大きく関わってきます。専門的知識や技術を用い、患者さんがよりよい入院生活が送れるよう、また安心して自宅や地域で生活ができるよう質の高い看護を提供していきたいと考えています。
平成29年度創傷管理分野の特定行為研修を修了し、特定看護師として必要に応じて医師の手順書に基づき、高度創傷技術(壊死組織の除去・陰圧閉鎖療法・ドレーン抜去)を提供し、創傷の重症化予防・治癒促進に向けた医療も提供しています。
【活動内容】
○スキンケア外来:ストーマを保有される患者さんが在宅でよりよい生活が送れるようストーマケア方法の指導、ストーマ周囲の皮膚トラブルや合併症のケア・指導などを行っています。また、化学療法による皮膚障害へのケア、糖尿病やPADによる下肢潰瘍へのスキンケア、褥瘡処置なども行っています。
〇褥瘡回診:医師・薬剤師・臨床検査技師・栄養士・理学療法士などで構成される褥瘡対
策チームで院内の全褥瘡患者さんを回診し、局所処置方法・ポジショニング
方法・栄養改善などの検討を行っています。
〇病棟ラウンド:病棟からコンサルテーションのあった創傷やストーマ患者さんのラウンドを行い、ケア方法の検討をスタッフとともに行っています。
〇院内外での研修会や学習会の実施


皮膚・排泄ケア認定看護師  山根 陽子

皮膚・排泄ケア認定看護師(WOCN)とは、褥瘡(床ずれ)やその他の傷のケア、ストーマ(人工肛門・人工膀胱)のケア、尿や便漏れに対するケア等を専門に行う看護師です。当院には2人のWOCNがいますが、私の活動日は、第24週の火・水・木曜日で、それ以外は病棟勤務です。活動内容は、火・水・木の午前中はスキンケア外来(外来通院中のストーマや創傷の患者様対象で予約制)、火曜日の午後は褥瘡回診を褥瘡対策チームと共に行っています。その他、スタッフへの教育活動、入院中の患者様のケアやスタッフからの相談対応等を行っています。管理困難な症例についてはもう1人のWOCNと相談しながら対応しています。院外での活動は、中国ストーマリハビリテーション講習会で、中国5県の医師・看護師へ講義や実習、中・東部圏域皮膚・排泄ケア認定看護師協議会では、訪問看護師や介護士へストーマ講習会、ストーマ患者会での講演等を行っています。


脳卒中リハビリテーション認定看護師  山口 未佳

脳卒中(主に脳梗塞・脳出血・くも膜下出血)は寝たきりの原因の疾患第1位です。
寝たきりになると患者のみならず家族の人生も変えてしまいます。脳には脳卒中により損傷をうけた脳組織を補うための機能が備わっており、それを刺激するためには入院時から
できるだけ早期にリハビリテーションを開始する必要があることがわかっています。
急性期である当院の目標は、重篤化を回避し廃用症候群を予防しながら日常生活の早期自立を支援することです。認定看護師として病棟スタッフ・リハビリスタッフと共に患者が障害を持ちながらも主体的な生活を送ることができるよう活動を行っています。


緩和ケア認定看護師  香河 洋子

緩和ケアはがんと診断された時から人生最期の時を迎えるその時まで、患者さんとご家族の意思を尊重し、その人らしい生を支えることを目標としています。緩和ケア認定看護師の専門分野は、がん治療(化学療法・放射線治療等)のサポート、身体症状(痛み・嘔気・嘔吐・便秘・呼吸困難症状・浮腫・倦怠感等)や精神症状(不安・悲嘆・せん妄・うつ等)の症状緩和、また社会的・スピリチュアルな問題への対応、そしてご家族へのケアと退院・在宅支援などです。
現在はB5病棟に所属しながら院内を横断的に活動しています。病棟や外来、外来化学療法室等、依頼があれば出向き、緩和ケアの提供や教育を行っています。緩和ケアチームのメンバーや化学療法室のスタッフなど様々なスタッフとの連携をとり、チームで痛みやその他の症状で苦痛を感じている患者さんとご家族の方がその人らしく生きることを支援し、苦痛緩和に努めています。
日々の出会いを大切にしながら、少しでも患者さんやご家族のご希望に添えるよう、一緒に考え歩んでいきたいと思います。


乳がん看護認定看護師  田村 五月

乳がんは女性のかかるがんの第1位を占め、特に社会的役割を多く担う壮年期に多い傾向があります。乳がんは一人ひとりの病状によって治療は異なります。認定看護師は、患者さまとご家族が乳がんと向き合いながら生活を送るために、不安や疑問を解決できるよう情報やケアを提供しています。具体的には、診断から治療選択時のサポート、治療継続の支援、ボディイメージの変容に関わるケアを行います。医療リンパドレナージセラピストとして、リンパ浮腫ケアも提供しています。また日々の看護の中でスタッフの相談に応じ、質の高い看護の提供やチーム医療の充実に向けて取り組んでいます。
「こんなこと聞いてもいいのかな?」といったその一言も大切にして、「乳がんになってもその人らしく生きる」ことを一緒に考え、よき相談者となれるように心がけています。


がん化学療法看護認定看護師  田中 久子

がん化学療法とは、抗がん剤などの薬剤を用いてがん細胞の撲滅・減少をめざす薬物療法です。治療効果ばかりでなく、副作用を伴い、治療期間も長期間となるため、がん化学療法看護は、がん化学療法薬の安全な取り扱いと適切な投与管理・副作用症状マネジメントが大切となります。認定看護師として、安全・安楽に化学療法が継続できるように、患者さんの状況に合わせたセルフケア指導など多職種と連携しよりよい看護支援を行っています。また、患者さんやご家族の思いを大切にして安心できる療養環境を提供しています。緩和ケア認定看護師・乳がん看護認定看護師と共にがん患者さんの相談支援に取り組んでいます。がん化学療法は、新しい薬剤が保険承認され、新しい治療法が行われるなど日々変化しています。患者・看護師に適切な指導や看護提供ができるよう情報収集や学習に努め、がん化学療法看護の質の向上を考え、活動の幅を拡大していきたいと考えています。


慢性心不全看護認定看護師  濱本 奈未

慢性心不全看護認定看護師は、心筋梗塞や不整脈、弁膜症、心筋症といった循環器疾患を抱える患者さまとご家族へ、増悪因子を評価・モニタリングを行いながら身体機能の回復促進、増悪の回避・予防のための生活調整や自己管理能力を高めるためのマネジメントを行う役割があります。私は、現在、循環器外来と病棟に勤務しており、外来から入院中の患者・ご家族の方に循環器疾患の症状マネジメントを始め、多職種や地域の方々と連携しながら、疾患を抱えながらも自分らしい療養生活を送れるための必要な療養支援方法を始め、患者さんの病態への知識提供を積極的に行っています。疾患を持つ患者さんが少しでも長く自分らしい生活を送るために、自分の疾患に折り合いをつけながら療養生活の中で食事・内服・血圧・体重などのモニタリングを含めたセルフケアの能力向上を目指した支援を行っています。ご質問・ご相談がありましたらお気軽に声をかけて下さい。


摂食・嚥下障害看護認定看護師  森下 智佳

摂食嚥下障害は脳血管疾患や神経疾患、口腔・咽頭疾患等が原因のほか、加齢に伴う変化により出現する場合も少なくありません。超高齢化社会を迎え、更なるニーズに応えていく必要があります。現在、組織横断的に活動する中で嚥下評価を行い、食事の工夫や嚥下訓練など患者さんの個別性に合わせた看護を実践しています。食べるチャンスを見出すことが出来た喜びを患者・家族と分かち合える事で更なる看護への意欲をもらっています。また地域や院外施設での研修などを通して鳥取県内の摂食嚥下障害看護の質の向上に努めています。これからも口から食べる喜びを一人でも多くの方に提供できるように院内外問わず活動していきたいと思っています。


透析看護認定看護師  近藤 照代

透析療法では、透析患者さんの高齢化、合併症を持つ透析患者さんが増加しています。医師、臨床工学技士などの仲間と協働した「安全で安楽な透析治療の提供」だけでなく、患者さんが「透析療法を受けながらも、その人らしく安定した療養生活を送るためのセルフケア支援」や、「患者さんを支えるご家族への支援」も透析看護認定看護師の重要な役割です。また透析療法を受けている患者さんだけでなく、「慢性腎臓病をもつ患者さんやご家族を対象に、疾患の進展予防・遅延のための療養支援」や、「透析療法が必要となった場合の腎代替療法の説明、意思決定支援」なども行います。今後も当院の腎不全看護の質の向上に努めるとともに、院内外を問わず、多くの医療者の仲間と共に、患者さんやご家族への支援に力を入れていきたいと思います。


手術看護認定看護師   山下香織

近年、手術を受ける患者は高齢化するとともに身体機能の低下や複数の疾患を有することが多く、手術に伴うリスクは増加しています。手術を受ける患者の安全かつ合併症予防に留意することで、手術をスムーズに遂行し早期回復を実現するために医療・看護を提供を行い、医師・看護師、放射線技師、臨床工学技師、薬剤師などが、患者を中心としてひとつのチームとなり治療にあたっています。手術看護認定看護師は、手術看護を手術室内での看護にととめることなく、手術を受ける患者を中心とした継続看護として術前・術中・術後を通して安全に手術が行えるよう医療・看護の質の向上に努めていきます。また患者の代弁者となり安心して手術を受けられるよう活動したいと思います。


救急看護認定看護師  西川真由子

救急外来には、緊急度、重症度の高い疾患を抱えた患者さんがしばしば見受けられます。救急看護は小児から高齢者まで様々なライフステージにある患者さんとその家族が対象となります。夜間など、急な病状の変化に戸惑う患者さんやその家族に寄り添い、迅速かつ適切な診療を受けることができるよう現場で日々、援助を行っています。そのために患者さんの小さな変化を見逃さず、重症化を防ぎ、再び地域で安心して生活を送っていただくため、院内の看護師へ教育を行っていきたいと考えています。また急性期病院として、患者さんに安心して療養生活を送ってもらえるように全ての職員に対し、AEDの使用方法や胸骨圧迫の方法を学ぶ講習会の指導を行っています。そのほか、呼吸ケアサポートチーム(RST)のメンバーとして病院内のラウンドを行い、呼吸器を装着された患者さんに対して、一日でも早い離脱を目指し医師や臨床工学士といった多職種と協力して合併症予防に努めています。