診療放射線技師
職種について
概要
画像センターには現在16名の診療放射線技師(男性9名、女性7名)が在籍しています。我々は、一般撮影、X線透視検査、X線CT、MRI、核医学(RI)検査、血管造影(IVR)放射線治療などに専門知識を活かして従事しています。また、地域の医療機関と連携し依頼検査に対応しています。医師から求められる診断・治療に最適な画像を提供するため、日々研鑽しています。それと同時に、患者様の安全、被ばく低減を考えながら業務を行い、安心して検査や治療を受けて頂けるよう心がけています。
主な取得専門・認定資格一覧
認定資格 | 認定機構等 |
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検診マンモグラフィ撮影認定診療放射線技師 | NPO法人 マンモグラフィ検診精度管理中央委員会 |
放射線治療専門放射線技師 | 日本放射線治療専門技師認定機構 |
放射線治療品質管理士 | 放射線治療品質管理機構 |
核医学専門技師 | 日本核医学専門技師認定機構 |
磁気共鳴専門技術者 | 日本磁気共鳴専門技術者認定機構 |
救急撮影技師認定 | 日本救急撮影技師認定機構 |
X線CT認定技師 | 日本X線CT専門技師認定機構 |
第一種放射線取扱主任者 | 文部科学大臣(国家資格) |
臨床実習指導教員 | 日本放射線技師会 |
日本DMAT隊員 | 厚生労働省 |
医学物理士 | 医学物理士認定機構 |
機器のご紹介
- X線CT装置 2台(マルチスライスCT・80列2台)
- 血管撮影装置 2台(頭腹部用1台 心カテ用1台)
- 放射線治療装置 (高エネルギー放射線治療装置1台)
- 核磁気共鳴診断装置(MRI 1.5T) 2台
- 核医学診断装置(ガンマカメラ) 1台
- X線テレビ装置 2台
- 歯科用X線撮影装置 1台(パントモ・セファロ、歯科用デンタル)
- 乳房用X線撮影装置 1台
- 骨密度測定装置 1台
- 一般撮影装置 3台
- 回診用X線撮影装置 3台
- 術中外科イメージX線装置 2台
- 乳房生検用 1台
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CT装置
- Canon社製Aquilion Prime SP
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MRI装置
Canon社製MRI Vantage Fortian 1.5T
放射線治療装置
Varian社製 Linac Vital Beam
核医学(RI)診断装置
Canon社製Symbia E
X線テレビ装置
島津社製 SONIALVISION G4
新人教育プログラム
教育理念
鳥取赤十字病院の理念に基づき、人道と博愛の心をもって、地域の皆様に安全で質の高い医療技術を提供し、専門職として幅広い知識を持つ優秀な診療放射線技師を育成します。
教育目標
進歩する医療技術に対応するための深い知識、確かな技術を持つ人材を育成する。
画像診断・核医学・放射線治療において地域医療、専門医療を担うための幅広い分野の知識・技術・経験を持ったジェネラリストを養成します。
医療専門技術者としての生涯にわたる自己研鑽のために、研修会、学会等の参加を推進します。
各種専門・認定資格取得を奨励します。
チーム医療において、他職種との連携を深め、組織人(社会人)として自立した人材を育成する。
病院・職場のルールを守り、医療チームの一員として責任を持つよう接遇・管理の教育を徹底します。
患者の安全、感染予防、事故防止等のリスクマネジメント研修を実施します。
年間スケジュール
入社時オリエンテーション後(約1週間)、放射線技術課にて1年間の新人教育を行い、7ヶ月から1年の間に単独で当直業務できることを目標に基礎的業務を習得します。放射線技術課ではプリセプター制度を導入し、1年目の新人には経験10年以下の若い先輩技師によるマンツーマンの指導を行っていますので安心して仕事を覚えられます。
病院見学・実習希望者について
当院放射線技術課の見学及び実習希望者は、下記の担当者にご連絡お願いします。
鳥取赤十字病院 0857(24)8111(代表)
放射線技術課 課長 米田(よねだ)