地域医療支援病院
地域医療機関との連携強化と最善の医療提供
鳥取赤十字病院は、2008年(平成20年)7月、鳥取県東部で一番早く「地域医療支援病院」の承認を受けました。地域の病院や診療所の先生方との連携を円滑に行えるよう、地域の中核病院として、また「地域医療支援病院」としての継続性のある適切な医療、更には高度医療を提供し、患者さんの一日も早い社会復帰を支援します。
地域の医療機関から紹介された患者さんへの医療提供
初診の患者さんは、病院・診療所からの『紹介状(診療情報提供書)』をご持参ください。紹介状には、患者さんの治療経過や使用している薬の内容が書かれているため、紹介状の内容を基に適切な治療を行うことができます。また、急性期の治療が終了しましたら、紹介元等、かかりつけ医の先生へ逆紹介させて頂く場合があります。
地域の医療機関との医療機器・開放病床の共同利用
高度診断機器の共同利用として画像オープンシステムを運用しており、CT・MRI・RI・骨塩定量検査(DEXA法)をご利用いただいています。
また、地域の医療機関登録医の先生方から紹介いただいた患者さんが入院された場合、当院の担当医と登録医の先生が共同で診療にあたる開放病床を運用しています。さらに、開放病床型手術もご利用いただいています。
充実した救急医療の提供
休日や夜間、急病などの緊急の場合は、24時間体制で救急搬送患者さんを受け入れて診療いたします。
地域の医療従事者に資質の向上を目的とする研修の実施
患者さんにより良い医療環境を整えることができるよう医療従事者向けの勉強会や研究会を実施することで、地域の病院・診療所など多くの皆さんと情報交換を行い、相互の医療の質向上を目指しています。