セカンドオピニオン外来
セカンドオピニオンとは、現在診てもらっている先生から病気の診断や治療について十分な説明(インフォームドコンセント)を受けている場合でも、他の病院の専門家の意見を聞き、それを参考にしてよりよい治療法を選択することを言います。
当院では、すべては患者の権利を尊重し最も適切な医療を提供するために、患者が、複数の専門家の意見を聞くことで、より適した治療法を患者自身が選択していくべきであるとの方針でセカンドオピニオン外来を実施しています。
他の医療機関を受診している方
ご注意
担当医は意見を述べるのみです。本制度を利用しての診察、当院への転院はできません。当院での診察、転院をご希望の方は、その旨の紹介状をお持ちになり、希望される診療科に申し込みをしてください。
主治医に対する不満、医療過誤および裁判係争中に関するご相談のセカンドオピニオンはお受けできません。
対象者
患者ご本人またはそのご本人の同意を得たご家族(親族)
(ご家族(親族)の場合には、ご本人の同意書が必要です。)
対象疾患
胃がん、大腸がん、膵臓がん、肝臓がんなどの消化器がん、乳がんなど。
その他の病気についても予約時ご相談ください。
お持ちいただくもの
- 現在受診されている主治医の診療情報提供書(病状に関する説明書)と診療に関する資料(レントゲンフィルム、内視鏡フィルム、病理標本、検査データなど)
- ご本人の同意書(ご家族(親族)のみが来られる場合)
料金について
面談1回につき11,000円(税込)
実施方法
当院の医師が面談を行います。
また、セカンドオピニオンの結果については、患者ご本人またはご家族(親族)の承諾の上で、文書で紹介元の主治医にお知らせします。
申し込み方法
完全予約制ですので、まずかかりつけ医の先生に相談し、かかりつけ医を通してセカンドオピニオン専用の予約申込書を用いて、鳥取赤十字病院地域医療連携課にお申し込みください。折り返し予約日時をお知らせします。
- 予約制ですが、診療等の状況により、多少お待ちいただくことがありますのでご了承ください。
- ご家族(親族)のみがお越しになる場合は、予約日時をお知らせする際に、同意書の様式をお送りします。
もう一度、申し込み前に次のことを確認してください。
- ・患者さんご本人の同意がある。
- ・現在治療を受けている医療機関の主治医の紹介状がある。
- ・診察、転院の目的ではない。
- ・保険が適用されず、すべて自費となる。
- ・セカンドオピニオンで質問する内容を決めている。
当院に入院・受診している方
他の医療機関のセカンドオピニオンを希望する場合
まず、現在の主治医にご相談ください。相談内容に応じ、セカンドオピニオン外来か紹介受診か等を判断し必要な提供資料を準備いたします。
申し込み方法
希望の医療機関の情報提供や申し込み、予約はすべて地域医療連携課でご案内します。
予約・問い合わせ先
鳥取赤十字病院 地域医療連携課
TEL:0857-39-0530(直通)
FAX:0857-39-0531