日本赤十字社 鳥取赤十字病院

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認知症ケア

概要

当院では、平成28年より多職種で構成される認知症ケア委員会を設置し、認知症ケアの質の向上を図り、急性期治療が必要な患者さんが混乱や認知症症状の悪化なく、できるだけ入院前と変わらない状態で元の環境に退院できることを目標に活動を行っています。

構成メンバー

神経内科医師2名、認知症看護認定看護師2名、MSW 1名、薬剤師1名、作業療法士3名、管理栄養士1名

活動内容

認知症ケアラウンド

認知症症状の悪化や混乱症状が出現している患者さん、出現する可能性のある患者さんに対して、週1回ベッドサイドを訪問しています。環境調整、生活リズム調整、ADL低下防止、リハビリ、薬剤調整、退院調整などご家族と協力しながら、それぞれの専門性を活かしてカンファレンスを行い、主治医、看護師と共に症状に合わせたケアの実践を行っています。

教育活動

看護師だけでなく院内の職員に対して、認知症に関する研修会を開催しています。

活動を通して、患者さんの言葉や行動の裏側にある思いに添えるよう頑張っています。