日本赤十字社 鳥取赤十字病院

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栄養管理

入院中の食事について

当院の食事紹介

入院中に少しでも食の楽しみを感じて頂けるような食事作りに取り組んでいます。
春には筍や豆ごはん、夏には茄子や冬瓜・トマト等の夏野菜を使用した料理、秋には栗ごはん、冬にはおでんや粕汁・豚汁等の身体の温まるようなメニュー等、四季折々の旬の食材や料理を取り入れています。
また地元の食品を主として使用することにこだわり、肉・魚・豆腐・卵・乳製品・米・野菜・調味料まで幅広く選択し使用しています。中でも安心・安全なものを選び、食事づくりに取り組んでいます。
手作りデザートや行事の日にはちらし寿司等特別なメニューも提供しています。

食事の種類

入院中における食事は大切な治療の一部です。そのため、各疾患、制限に合わせた食事を提供しております。

【一般食】
並食A、B(妊婦)、C(中学生)、幼児食、離乳食、軟菜食、分粥食・流動食・嚥下調整食などがあります。

【特別食】
高血圧・心臓病食、糖尿病食、腎臓疾患食、貧血食、肝・胆疾患食、膵臓疾患食、胃潰瘍食、胃術後食などがあります。

個別対応

食物アレルギーや、宗教上の禁忌食品、食欲不振に対する食事相談など可能な限り個別に対応しています。また、食欲が著しく低下している患者さんに対して、管理栄養士がベッドサイドに訪問し、患者様の状態を確認し、食べやすいものや形態を相談し、提供しております。

年間の行事食

行事や祝祭日に合わせた行事食をメッセージカードと共に、年間12回以上出しております。

4月 創立記念日 10月 体育の日
5月 こどもの日 11月 立冬
6月 雨の日 12月 クリスマス
7月 七夕 1月 正月
8月 残暑見舞い 2月 節分
9月 敬老の日 3月 ひなまつり


産後栄養食

 

出産のお祝いとして、出産後3日間、夕食に和食・洋食・中華メニューの祝い膳をご用意させて頂きます。栄養はもちろんのこと、器や盛り付けにもこだわった華やかな食事となっております。

栄養指導

個人栄養指導(予約制)

入院、外来の食事療法を必要とされている患者様を対象に医師の指示に基づいて栄養指導を行っています。栄養指導を希望される方は、主治医にご相談ください。

日時:平日9:45~12:00
     13:30~14:30
   時間は変更となる場合があります。
場所:栄養相談室(外来棟2階)


チーム医療

栄養管理を適切に行う事は合併症や感染症、褥瘡(床ずれ)を予防するなど、治療の基礎となります。栄養課は栄養サポートチーム(NST)の事務局となり、 医師、看護師、薬剤師、臨床検査技師など多職種と協働し、栄養管理を行っています。また、褥瘡委員会にも所属し、褥瘡回診での栄養管理にも携わっています。患者様の栄養状態、食事の摂取量等に関しては全て管理栄養士がデータの管理を行い、他職種への情報発信を担っています。また、経験した多くの症例に関しては、全国学会で意欲的に発表を行っています。