臨床検査技師
教育プログラム
新規採用職員研修
宿直・日直の業務および交代勤務
- 目的:新規採用職員を対象とし宿直・日直業務および交代勤務に順応できる臨床検査技師の育成を図る。
- 履修期間: 6カ月間とする。4カ月間は各部門(免疫化学・血液・輸血・一般・細菌・病理・生理など)を2週間ローテーションを行い、残り2カ月で達成できなかった項目や本人が不安を感じる箇所の再教育及び実際の業務を体験する。なお、宿直・日直業務には採用後7カ月目から就く。
- 教育内容:チェックリストを用い習得度の評価を行う。
宿直・日直業務および交代勤務について |
・業務の心得 |
検査項目と検体の取り扱い |
・検査項目 |
検体検査 |
・生化学検査 |
輸血検査 |
・血液型 |
心電図検査 |
・電極の付け方 |
トラブル時の対応 |
・各検査装置への対応 |
【習熟評価】
教育内容をチェック表にまとめ習熟度を確認する。チェック表は、自己評価・指導者評価を行う。
【再 履 修】
履修期間内に業務内容が履修できない場合は、指導者を変更し 1カ月程度の再履修を行う。
注)新人(新入職者)教育は、多くの場合宿日直(交代勤務)研修と重複する内容が多いので併行して実施してもかまわない。