PCR検査の院内運用を開始します
当院では、6月に搬入していたPCR検査機器の運用準備が整ったため、8月12日よりPCR検査の院内運用を開始します。
6月26日に機器が搬入され、検査の実施に向け、検査手順の確認、安定した結果の実現へ向けて努力して参りましたが、この度、院内運用にこぎつけることができました。山陰でも唯一、抗原定量検査、PCR(RT-PCR)検査を併用することが出来る病院であり、入院患者さんの安全・安心、院内の感染拡大防止に威力を発揮できると思われます。
運用を始めるPCR(RT-PCR)検査は、検出精度が非常に鋭敏であり、国立感染症研究所でも評価されている検査機器です。
入院されている患者さんには個々の状況に応じて、抗原定量検査、PCR(RT-PCR)検査を受けていただき、安心して治療に専念して頂けるものと考えております。
検出に必要なウイルス量の目安
・PCR(RT-PCR)★: 10個 ウイルスの遺伝子
・PCR(LAMP法) : 100個 ウイルスの遺伝子
・抗原定量検査★ : 100個 ウイルスのタンパク質
・抗原検出用キット : 1000個 ウイルスのタンパク質
※★当院にて導入している検査方法