難関資格・大腸での内視鏡外科学会技術認定医のご紹介!
当院には、鳥取県東中部で最多の3名の内視鏡外科学会技術認定医が在籍しています。そのうち1名は、鳥取県東中部で唯一の大腸での資格保持者である外科 前田 佳彦医師です。
内視鏡手術は、患者の身体的負担が少ないなどの利点が多くあるものの、高度な技術が要求される手術です。この内視鏡外科学会技術認定制度は、内視鏡外科手術が安全に広く行われるため、「内視鏡手術に携わる医師の技術を高い基準にしたがって評価し、後進を指導するに足る所定の基準を満たした者を認定するもの」です。
この審査はかなり厳しく、消化器・一般外科領域での総合格率はたったの33%であり、その中で大腸についての合格率はさらに低い29%と難関の資格となっています。審査には、実際の手術映像データによる技術審査が含まれており、中には何度も挑戦しているが落ち続けている医師もいるようです。当院の前田医師は、2016年にこの難関へ2度目の申請にて認定を取得しました。5年目となる今年、初めての更新手続きを控えています。
「がんの根治性と機能温存を両立し、患者さんへの負担が少ない手術を目指しさらに精進し、後進の育成にも努めたい。」
と、前田医師は語っています。当院には、高い技術と志を持った医師がおり、より多くの手術が実施できるよう手術体制の整備も進めています。