日本赤十字社 鳥取赤十字病院

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【リウマチセンター】関節リウマチと新型コロナについて

リウマチ患者さんのコロナ感染

●リウマチ患者さんがコロナに感染しやすい、重症化しやすいという情報は現時点ではありません

リウマチの治療について

●リウマチの治療では、「免疫抑制剤」に該当する薬が使われています。

●コロナ感染を恐れ、免疫抑制剤を自己判断で中止するとリウマチの病状が悪化します。そして悪化したリウマチがコロナ感染のリスクとなり得ます

●処方された薬はしっかりと継続しましょう。 

コロナを予防するために

●一般的な予防策を心がけましょう。

 ・「3つの密(密閉・密集・密接)」の回避
 ・こまめな手洗い、マスクを含めた咳エチケット

●リウマチの方に特有かつ有効な予防法は、とくにありません。まぎらわしい情報に惑わされないようにしましょう。  

コロナかな?と思ったら

●コロナ感染の可能性を考えるべき症状

 37.5度以上の発熱
 強いだるさ(倦怠感)や息苦しさ(呼吸困難)

●相談するべきタイミング
 上記症状が2日以上続いた場合

●相談先
 発熱・帰国者・接触者相談センター
 東部地区発熱・帰国者・接触者相談センター(鳥取市保健所内)
 (管轄:鳥取市、岩美町、若桜町、智頭町、八頭町)
 電話:0857-22-5625 (時間外 0857-22-8111
 ファクシミリ:0857-22-5669
 ※ お住まいにより相談先が異なる場合があります。
 ※ 詳しくは鳥取県提供の「新型コロナウイルス感染症特設サイト」等をご覧ください。

コロナに感染した場合

●コロナ治療中は中止が望ましい薬剤

 ・メトトレキサート(リウマトレックス、メトレートなど)
 ・生物学的製剤(レミケード、エンブレル、ヒュミラ、アクテムラ、オレンシア、シンポニー、シムジア、ケブザラ)
 ・JAK阻害剤(ゼルヤンツ、オルミエント、スマイラフ、リンヴォック)

●コロナ治療中も継続が望ましい薬剤
 副腎皮質ステロイド剤(プレドニンなど)

●リウマチ治療に関する相談先:0857-24-8111
   対応先  平日 8時半〜17時:整形外来
   土日・祝日・平日17時以降:救急外来看護師