免疫チェックポイント阻害剤
免疫チェックポイント阻害剤って何??
免疫チェックポイント阻害剤は、がん細胞によって抑えられていた免疫機能を再び活性化させます。今までの抗がん薬や分子標的薬とはメカニズムの違うお薬です。そのため、今までとは異なる副作用が起こる可能性があるため注意が必要です。
お薬は作用する部位によって分類されます。
・抗PD-1抗体・・・ニボルマブ(オプジーボ®)、ペムブロリズマブ(キイトルーダ®)など
・抗CTLA-4抗体・・・イピリムマブ(ヤーボイ®)など
・抗PD-L1抗体・・・アテゾリズマブ(テセントリク®)、デュルバルマブ(イミフィンジ®)など
上記以外にも免疫機構に関連する抗がん薬の開発が進んでいます。
副作用について
免疫機能が過剰にはたらき過ぎることによってさまざまな副作用があらわれることがあります。
治療期間中に限らず、薬剤投与終了半年~1年経過した後に起こることもあります。そのため、お薬の投与歴がある患者様は継続して注意が必要です。