特色・対応疾患

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血管外科の特色

心臓の病気、大動脈及び抹消血管の病気に対する診断と治療を行います。

 

 

血管外科の対応疾患

  • 足の血管が浮いて瘤のようになっている(下肢静脈瘤)
  • おなかで拍動を感じる(腹部大動脈瘤)
  • 一定の距離を歩くとふくらはぎが痛くなって休まないと歩けなくなる(閉塞性動脈硬化症)

 

 

下肢静脈瘤の治療について

当院では、下肢静脈瘤に対する血管内治療(下肢末梢血管内焼灼術)を鳥取県内で初めて導入しました。入院することなく、外来通院で治療できるのが鳥取赤十字病院での大きな特徴です。術後の合併症予防のため、その日のうちに歩いて帰っていただくように説明しています。

 

下肢静脈瘤血管内焼灼術

弁不全で逆流を起こしている静脈の中に細いファイバーを挿入し、血管の壁をレーザーで焼き、血管を閉じさせる手術です。血が流れなくなった血管は繊維化し、萎縮して分からなくなります。

皮膚を切らずに足からファイバーを挿入するだけで手術できますので、出血や痛みなどのリスクが少なく手術直後から歩行できるので、外来で治療することができます。

ただし、だれでも治療できるわけではありません。きちんと検査し、手術できるか見極めなければなりませんので、手術を検討されている方はまず外来でご相談ください。

 

 

硬化療法

硬化剤という薬を注射で静脈瘤の中に注射し、血管を閉じさせる治療法です。外来通院で治療時間10~20分で済み、傷跡が残りにくく患者さんの負担も少ないというメリットがあります。静脈瘤の症状に応じて、手術治療と併用することで完治を目指します。

 

 

 

高位結紮術

足の付け根を小さく切開し、弁不全を起こしている血管を縛ることで血液の逆流を止める治療法です。簡単な手術で行うことができ、患者さんの負担も少ないというメリットがありますが、新しい治療法が確立され、現在では治療件数は少なくなっています。

 

手術費用(概算)

下肢末梢血管内焼灼術 46,000円
硬化療法 6,000円
高位結紮術 10,000円

 

手術件数(平成28年度)

下肢静脈瘤血管内焼灼術 134件
下肢静脈瘤手術(硬化療法) 68件
下肢静脈瘤手術(高位結紮術) 3件

 

患者さんの声

実際に手術を受けられた患者さんの声をご紹介します。

 

「足にぼこぼことしたふくらみができて、スカートも履けないまま長年過ごしてきていたのですが、近所の方に足が軽くなるからと勧められ、こちらで手術を受けることにしました。最初は不安もありましたが、先生やスタッフの方には声をかけていただいてよくしていただきました。手術後の通院中に足の血管が硬くなり腫れて痛みがありましたが、先生に硬くなることがあると言われていたのでしばらく様子をみていると、ちゃんときれいに治っていました。今ではすっかり足のぼこぼこはなくなり、ちゃんとスカートも履けるようになりました。ありがとうございました。」