特色・対応疾患

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歯科口腔外科の特色および対象疾患

口腔悪性腫瘍

高齢化社会の到来と共に悪性腫瘍(がん)が増加するのはある程度仕方のない所ではありますが、口腔悪性腫瘍も増加しております。口腔の悪性腫瘍は早期に発 見し、早期に治療を始めれば、比較的救命率の高いがんです。現在は手術の進歩と共に放射線治療、抗がん剤の進歩も著しく、当科ではこれらの治療方法を駆使 して集学的治療を行っています。
尚、当科はがん治療認定医(歯科口腔外科)が常勤しております。

 

歯科インプラントの造骨

近年の歯科インプラントの普及は目をみはるものがあり、多くの歯科医療施設で歯科インプラント治療が行われています。当科ではこの歯科インプラント母床 (インプラントが埋まる骨)となる骨造成を積極的に行っています。具体的には上顎洞に対する上顎洞挙上術、歯槽突起の骨増量術などを行っています。
尚、当科は日本顎顔面インプラント学会の指導医が常勤しております。

 

顎関節症

顎関節症は難治性疾患といわれています。顎関節症は年齢により病態(病気の状態)の変化があり、また治療による反応も年齢により変化します。従って年齢、 病態により治療を柔軟に応用する必要があります。また以前は歯軋り等の下顎の関節への強圧が問題とされていましたが、最近では昼間の上下の歯牙をコンタク トさせるtooth contact habitが大きな要因とされるようになりました。当科ではこれらの病態を問診により解明し、病態に応じた治療を行っています。
尚、当科は日本顎関節学会の認定医が常勤しております。

 

口腔粘膜疾患

口腔粘膜疾患は様々ありますが、近年の高齢化社会の到来と共に、特に舌痛症などの口腔心身症が増加している傾向があります。当科では悪性腫瘍との鑑別をしっかり行い、また問診を重視したきめの細かい治療を心掛けています。

 

嚢胞性疾患

顎顔面には嚢胞(ウミの袋)性疾患が多く、特に頻度的には歯牙に関与した病変が多い。当科では短期間の通院ですむような治療を心掛けています。

 

智歯(親知らず)、埋伏歯

最近の日本人の骨格が細身になる傾向は顔面にも顕著で、細身の顎が多くなっているようです。これに伴い最後方部位の8番目の歯牙(智歯)が骨内に埋伏した状態の方が増加しています。当科では事情の許す限り、希望があれば初診日に抜歯を行うよう心掛けています。

 

外傷性疾患

口腔顎顔面の外傷、特に骨折はシートベルトの着用の遵守、エアーバックの普及により減少してきています。が一方でけんかなどによる殴打による骨折は増加しています。早い時期での手術と早期退院で患者さんの安楽に心掛けています。

 


 

その他口腔外科疾患に対し、当科は日本口腔外科学会専門医・指導医が常勤し、口腔外科疾患の治療を積極的に行っております。